このたび、2025年10月11日(土)、12日(日)に「第90回日本健康学会総会」を開催させていただく運びとなりました。歴史ある本学会の節目となる総会をお引き受けすることになり、大変光栄に存じております。
北海道での総会開催は、第47回(1982年・昭和57年、三木毅会長)、第75回(2010年・平成22年、玉城英彦会長)に続き、今回が3回目となります。昭和・平成・令和と時代をまたぎ、15年ぶりに札幌での開催となります。
現在、国内外において「SDGs(持続可能な開発目標)」が大きな注目を集めていますが、2030年の達成期限まで、残すところ5年を切りました。
本総会では、学会誌第91巻第1号の巻頭言でも触れましたように、
「ポストSDGsのヘルスサイエンス:小さな物語から大きな物語へ」
をテーマに掲げ、従来の保健学・健康科学の枠組みを越えて、次代を見据えたヘルスサイエンスの在り方について多角的に議論を深めたいと考えております。
準備にあたり至らぬ点もあるかと存じますが、実りある学術交流の場となりますよう、鋭意努めてまいります。
多くの皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げますとともに、秋の北海道・札幌でお目にかかれますことを楽しみにしております。
第90回 日本健康学会総会
会長 山内 太郎(北海道大学大学院保健科学研究院)